いつか帰るところ
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貸本屋の借り本①
・ビリーバーズ / 山本直樹
初山本直樹、シンクさんに進められて読む。本当はテクノウチ氏推しの堀田から読むつもりではあった。
トラウマになった系のエロと聴いていたので直接的な描写がアレなのかと思いきや精神系の方でかなりゾッとした。『』の使い方。オチの方向よりもそれまでがすごい狂気じみてた。
どこにも辿り着かないような終わり方はすごい好み。
読んだ日にアレしてたのとここ最近オウム系のニュースが続いてたのもあって久々に巡りあわせを感じる。
中の漫画や絵はあんまり好きじゃないんだけど装丁とか帯とかタイトルとかの世界観はすごい好き。
・うどんの女 / えすとえむ
最近可愛いうどん屋の娘さん目当てで昼にうどん食べてる事が多いのでなんかそういう関係で。
絵はそこまで好きじゃないんだけどキャラクターが可愛くて漫画が面白い人。ただ大ゴマいっぱい使うんで１冊で話があんまり展開しないのがちょっとモヤる。そのあたりは作者というよりもジャンルにある気もするけど。
このマンガがすごい女性編３位らしいけどあくまで女性編って感じで村田さんに萌えようとするとちょっと難しいライン、いや、可愛いんだけどキノ君の草食系部分のがめっちゃ目に付いて。女性編ランキングだなあって。当然か。
読むタイミングとしては良かった。
・さよなら私たち / 香魚子
ずーーっと読みたかったけど機会がなかった、マーガレットに載ってた読み切りの短篇集。
これ、ヤバい。絵とマンガは少女漫画なんだけど、どれも綺麗に完結してるようで、何も解決してなかったり、しこりの残る感じだったり、凄く悲しいオチだったりしててヤバい。
ひとつ「それでいいのか…」っていう部分を残す作りがすごく好みだ。もっと早く読んでおけばよかった。短篇集もう一冊あった気がする。読もう。
・ジョジョリオン / 荒木飛呂彦
単行本でちゃんと読んでなかったので２巻まで。
読んでないと話ついてけないし～みたいな気持ちで読んだけど、これ漫画としては数冊溜まってから読む方が絶対面白い。一冊ごとの切れ方があんまり気持ちよく切れてなくて続きが気になる系で仕方ない。vs大弥は一応本誌で読んだけど。
とりあえず設定だけ頭に入ったから良し。
７冊 ７７０円
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